パワーストーン意味・解説/タイガーズアイ

タイガーズアイ Tiger's Eye

 今回は、タイガーズアイの解説をします。
  1. パワーストーンのパワー効果・意味の解説
  2. 鉱物学的解説

1:パワーストーン【タイガーズアイ】の効果・解説

 アイストーンであるタイガーズアイは、第3の目と呼ばれ、古代より、災いを跳ね除ける魔除けの石とされてきました。

 直感力や霊的感性を高め、チャンスをつかみ取るバイタリティをもたらすと言われています。
また、洞察力・集中力・決断力アップをサポートし、そのため、持てる能力をフルに発揮できるようになるとされています。

クリエイティブな感性を高め、仕事での成功へ導くとも言われています。

 持ち主の内なるエネルギーを引き出し、増幅するパワーを放つとされることから、金運アップや財産の象徴とも。

 さらには、対人関係の改善にも有効とされ、オールマイティで、パワフルなパワーストーンと言えます。

2:パワーストーン【タイガーズアイ】の鉱物学的解説

 鉱物グループ:珪酸塩鉱物
 鉱物名:リーベック閃石 Riebeckite / クロシドライト Crocidolite

  角閃石の一種、リーベック閃石のうち、藍青灰色で繊維状の結晶をクロシドライト(Crocidolite)と言い、その鉱物に石英が浸透したものを鷹目石(Falcon's Eye)、更に酸化作用で茶色く変化したものを虎目石(Tiger' Eye)と呼びます。
 
花崗岩、変成岩中に多く産出し、産出国としては、南アフリカやオーストラリアなどがあげられます。
劈開(※1)は一定の角度で完全。モースの硬度計(※2)では、5.5~6となっています。

結晶の形は、単斜晶系。
化学組成式:Na(Fe,Mg)₃Fe₂Si₈O₂₂(OH)₂


※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。

※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類されていて、①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。