パワーストーン意味・解説/アクアマリン
アクアマリン Aquamarine
今回は、アクアマリンの解説をします。
- パワーストーンのパワー効果・意味の解説
- 鉱物学的解説
1:パワーストーン【アクアマリン】の効果・解説
精神を鎮め、水のパワーで体をリラックスさせてくれます。
悲しみや精神的疲労を癒し、緊張を解き、気持ちの安定と素直さをもたらすとされています。
同時に自信が高まり、積極性や行動力が引き出されます。
意識の若さが保たれ、毎日の生活における充実感や輝きがアップするとされます。
前向きに導かれるので、チャレンジ精神も高まると言われています。
アクアマリンは、古代ローマ人により名付けられ、護符として重用されてきました。海の水という名前からも、漁師たちにも、海の旅を守る護符とされていたようです。
今でも、旅のお守りとされるパワーストーンです。
2:パワーストーン【アクアマリン】の鉱物学的解説
鉱物グループ:珪酸塩鉱物
鉱物名:緑柱石 Beryl(ベリル)
緑柱石の中で、水色透明のものを呼びます。
ちなみに、緑色透明のものがエメラルドです。
水色の色は、鉄が含まれることに起因します。
緑柱石が産出されるのは、花崗岩、およびペグマタイト(※1)中です。
産地は、パキスタンやブラジルなど。
劈開(※2)は不完全で、モースの硬度計(※3)では、7.5~8なので、水晶よりはやや硬いと言えます。
結晶の形は、六方晶系。
条痕(※4)は、白色。
化学組成式:Be₃Al₂(Si₆O₁₈)
※1:ペグマタイト 地殻中で、有用鉱物が集中している部分-鉱床のうち、結晶が大型化される、主に花崗岩質の鉱床を指します。
※2:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。
※3:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類されていて、①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。
※4:条痕 鉱物の粉末の色を言います。